近江路

８月２９日（月）は私の最後の夏休み、妻と二人で伊吹山へ。
大阪は猛暑日でしたか？
山頂の気温は２０℃と別世界で、平日ながら観光客で賑わって、登山道には行列ができていました。
高山植物の開花ピークは過ぎていたものの、見たことない花々がいっぱい咲いてました（写真上はコオニユリ）。


次に目指したのは彦根城でしたが、途中で醒ヶ井に寄り道です。
こどもが小さい頃には日帰りスキーで奥伊吹によく行ってましたんで、冬場は何度も通っていた道ですが、夏場は趣が違います。


旧中山道沿いに豊富な湧水が源流の「地蔵川」があります。
川幅わずか２ｍほどの用水路のような小川ですが、その水のきれいなことと冷たいこと。
水温１５℃だそうで、清流に浸けられた瓶入りラムネが１本１００円で無人販売されていたり、呉服屋さんですが湧水で立てたコーヒーをおやつ付きで１杯１００円で飲めたり。摩訶不思議な醒ヶ井ワールド（？）といったところでしょうか。

この時期は清流に生える藻に白い小さな花が咲くんですねえ。
水中でも水面でも咲いています。写真（中・下）でわかるでしょうか？
梅の花に似てるんで、「梅花藻（バイカモ」というそうです。


冷たくて無茶苦茶きれいな流れに、小さな白い花がいっぱいで、なんともいえん風景でした。
川沿いには古い民家が立ち並んでいましたが、ここに住んでいらっしゃる人たちがホンマうらやましい！
玄関出たら目の前にこんな清流があるんですからねぇ。

川沿いには木彫美術館らしき建物もありました。土日祝日しか開館していないようです。
そういえば、清児のだんじりの彫物責任者の石田兄弟はここ醒ヶ井出身と言われていますんで、偶然立ち寄って見つけた観光地とはいえ、まんざら縁がなかったわけではありませんでした。


思わぬところで時間を食ってしまい、彦根城に着いたのは閉館間近の午後５時前。
残念ながらヒコニャンには会えませんでした。
昨日・一昨日（２７日・２８日）と「関空夏まつり２０１１」に来てたんで、今日は代休かな？