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三中1977年卒同窓会サイトのブログです。
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明日は仕事なので、今日の貴重な休みは自分の用事を色々片付けるつもりでいたところ、「お父さん、今日は二人でどこかへ遊びに行くって約束してたやろ!どこか行くとこ決めて!!」って妻の声。
う~ん・・・、覚えてないけど前にそんな生返事したんやろなあ。
それでも約束は約束。仕方がないので自分の用事は置いといて、急遽、京都は北野天満宮へ。

紅葉シーズンの週末ですので、本殿にお参りするのも行列ができています。
境内には、「御土居」と呼ばれる豊臣秀吉が洛中を取り囲むように築造した土塁の一部が残っていて、その土塁に沿った川沿いにある約250本の紅葉が見事でした。

実は私の目的は、紅葉と観梅シーズンに開館される宝物殿(館内撮影禁止)。
国の重要文化財、平安時代後期の名刀「國綱」が展示されています。
別名「髭切りの太刀」とか「鬼切りの太刀」と呼ばれていて、自町の地車の彫物の2場面に縁のある名刀なんです。

ひとつは、後屋根枡合の「渡辺綱一条戻橋」。
渡辺綱が夜中に戻り橋を通りかかると、美女に化けた鬼に襲われ、そこを源氏の名刀「髭切りの太刀」で鬼の片腕を切り落とし、難を逃れたという逸話。
もうひとつは、松良の「大江山頼光の木渡り」。
源頼光が渡辺綱ら配下の一行を従えて、大江山の酒天童子を成敗するという鬼退治のお話。

この名刀が完成した際に、罪人を試し切りしたところ髭まで切れたというので「髭切りの太刀」と呼ばれるようになったとか。
その後、前記の渡辺綱の逸話から「鬼切りの太刀」と改められました。

うさんくさい逸話ですが、源氏に伝わる重宝であることは事実。
自町の彫物を思い浮かべながら、鬼切を目の前にすると、太刀の怪しい輝きに引き込まれますわ。
   
 
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男性
誕生日:
1961/11/30
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バイク、稲作、同窓会のお手伝い
自己紹介:
1977年春に三中卒業後もずっと地元に住み続けています。
3人の愛娘も三中卒業生です。
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