新しい春

毎年この時期は雨が多く、ここ１ヶ月ほどは毎週末たんぼには水が溜まっています。
今日４月１日は風が冷たいものの、春の陽射しであぜ道にはタンポポにツクシが。

今日から三女は大学１回生。学校は大阪府下ですが遠いので通学が大変です。
次女は二回生。こちらも兵庫県下の大学に通学しながら、サークルやバイトに忙しい毎日。
長女は大学を卒業し、明日から社会人。就職先は大阪府下ですが、清児からは交通の便が悪いので、先週から一人暮らしを始めました。

私はというと、今日付けで堺市内の支店に異動になりました。
関空島内の支店には５年間勤務したので名残惜しく、職場の仲間との別れも辛いですが、新任地での新しい出会いに期待と不安の今日この頃。

私たちの若いころとは比較にならない厳しい社会環境に直面している我が娘たち世代。
そんな若い世代や、あぜ道で踏まれ続けても春には花を咲かすタンポポやツクシに負けないよう、私も感傷に浸ってらんと新任地で精いっぱい働かんとあきませんなあ。

 

第５回清児町祭礼団体親睦ソフトボール大会

今年もやってきました、清児のソフトボール大会。
好天に恵まれた東山グラウンドで、楽しい汗をかきました。

東日本大震災から丸１年の今日、開会式では黙祷を捧げました。
そういえば、昨年の第４回大会は震災翌々日の３月１３日（日）でしたので、昨年も黙祷での開会でしたねぇ。

今回は、小学生のチビッ子たちが他のソフトボール大会とバッティングしたため、子ども会と育成会は不参加。
青年団、若中、若頭、年番、安全委員と、おっさんたちのソフトボール大会と相成りました。

本戦は若中チームの大会５連覇。
我々の年番・安全委員連合チームは１回戦で９対２と優勝した若中Ａチームに軽くあしらわれ、最下位決定戦では若中Ｂチームに６対５で惜敗。

準優勝の青年団チームは、例年以上に元気いっぱい！
来年こそは青年団に優勝してほしいですなぁ・・・。

盆梅

この季節、菜種梅雨にはまだ早いのに、雨が多いですねえ。
一昨日の雨の名残で、今日も田んぼは水浸し。この週末も野良仕事はできそうにありません。
午後から、ぶらっと泉南市は金熊寺へ観梅に出かけました。
今年は例年よりも開花が遅いようで、梅林はようやく咲き始めたばかりのチラホラ咲き。
それでも日当たりの良い木はええ感じで咲いてました。
特に紅梅が鮮やかでしたねぇ。

そういえば、我が家の家紋は梅鉢紋です。　って関係ないか？


梅林はこれからですが、盆梅は見事でした。
数々の鉢植えの古木から新しい枝が伸び、立派に花を咲かせています。
梅の木の生命力に感動です。
どこからかウグイスの鳴き声も聞こえて、絵になりますねえ。

これが個人のお庭というからスゴイ！

梅見の観光客相手に瓢箪展も開催されていました。
地元で栽培した瓢箪に、生産者自身で絵付けして、置物などに加工販売されていました。
これまた素人細工とは思えない完成度！ちょっとした芸術品ですね。
うちの妻は１点衝動買いし、キッチンに飾っています。

金熊寺の正面にはやぐらの格納庫。
立派な格納庫で、見ているだけでテンションが上がってきます。
この地域は坂道だらけですから曳行はたいへんやろうなあ・・・。
道路を挟んだ反対側には信達神社があるので宮本？

この信達神社がまたいい！
境内の各施設はかなり老朽化が目立ちますが、趣があって神々しいええ雰囲気を醸し出しています。

私の職場は関空島内ですが住所は泉南市泉州空港南１番地。
この金熊寺地区も同じ泉南市。
泉南市も広いもんです。

 

関東周遊1,500ｋｍ

先週末は金曜日に休暇を取って二泊三日で日光と鎌倉へ。
どちらも私は行ったことがなく前から行きたかったスポットですが、妻は両方とも行ったことがあるので私のお供です。

ＥＴＣの深夜割引の恩恵を受けるため、金曜日の早朝３時過ぎに自宅を出発。
近畿道→名神→東名→中央→長野道→上信越→北関東と高速道路を乗り継いで群馬県に入ったところで突然妻が「行きたいところがある！」と言いだしました。
予定では昼過ぎに日光に到着して、東照宮と華厳の滝を見物するつもりだったんですが・・・。

成り行き任せもまた楽し！
急遽、妻のリクエストで「富弘美術館」へ。
のどかなダム湖のほとりにある真新しい美術館で、星野富弘さんオリジナルの詩を添えた直筆絵画が展示してあるのですが、なんとも素敵な空間です。
窓からは真っ青な空から春のような陽射しが降り注ぎ、時間を忘れて富弘ワールドに没頭してしまいました。

幸い美術館からはわたらせ渓谷沿いに銅山で有名な足尾を抜けると山越えで日光に抜けることができました。
山を越えると、日光いろは坂入口です。
初めて来る道ですが、思い出すなあ・・・。「サーキットの狼」で風吹裕矢がロータスヨーロッパで疾走したいろは坂。
当時は有料で対面通行だったように思うけど、今では無料で一方通行。
タイトなコーナーが連続する山道ですが、２車線分の道幅があるんでこいつは面白い！
小ぶりのスポーツカーかロードバイクで走ってみたいですね。

そんなこんなで中禅寺湖に立ち寄った後、夕方近くに華厳の滝に到着。
華厳の滝（写真）では岩肌が氷だらけで見事なもんでした。
おまけに展望台の目の前の山の斜面に野生のカモシカ発見！
なんか得した気分です。

日が暮れる頃、無事に東照宮近くのお宿に到着。
初日は７００ｋｍを走りました（もちろん運転は妻と交代しながら）。
それにしても春来を感じさせる暖かい１日でした。
明日は雨の予報が気にかかりますが・・・。

翌朝、朝風呂に入るため６時過ぎに起きると、外は雪！
まさかまさかの想定外です！１０㎝以上は積もってますし、シンシンと降り続いています。
タイヤチェーンは積んできてますが、ノーマルタイヤなんですよねえ。

とりあえずは開き直って、世界遺産「日光東照宮」へ参拝です。
新雪を踏みしめての東照宮参拝なんてめったにできるもんじゃあありません。
お目当ては「陽明門」（写真）と「眠り猫」。
江戸時代初期、三ツ松の彫師さん岸上一門が造営に関わったと言われる「陽明門」や「眠り猫」。
写真では暗くてわかりにくいですが、「スゲェ！」の一言です。
まさに「日暮門」です。ずっと見てても見あきない彫物の宝庫です。

お昼頃には雪がやみ、主要道路は除雪が進んで、昼過ぎにはなんとかチェーンなしで日光を後にすることができました。
時折小雨の降る曇り空の中、東北自動車道から首都高速経由で鎌倉に向かいます。
東京マラソンを翌日に控えた都内に入ってしばらく走った頃（たぶん湾岸線？）、スカイツリーが見えました。それにしてもでかい！
中央？の展望台から上は雲の中。たしかまだこの上にも展望台があるんですよねえ？
けた外れのでかさですなあ。

夕方には鎌倉に到着し、大仏さんにお参りしてからお宿に到着。
この日の走行距離はおよそ２００kmでした。

３日目、最終日の日曜日。江ノ電に乗って「えのすい」こと「新江の島水族館」へ。
ところがここでも思わぬハプニング。
この日、東京マラソンが開催されることは把握していましたが、なんと江の島では「湘南マラソン」が・・・。
江の島に続く「えのすい」前の海岸沿い道路は完全封鎖、おまけに「えのすい」の開園時間も１時間遅くなってるし！
仕方がないので江の島の弁天さんにお参りがてらにマラソン見物。
計画より１時間遅れで「えのすい」見物を終え、近くの食堂でお昼を済ませて、再び江ノ電に乗り込み、いざ鎌倉へ！

「鎌倉」駅から徒歩で最後の目的地、鶴ケ岡八幡宮を目指します。
それにしてもです。
冬場の江の島・鎌倉なんて完全にオフシーズンやと思ってましたが、観光客の多いこと。道は狭いし混んでるし、車で来る所ではないですねぇ。

ご存知のとおり、ここ鶴ケ岡八幡宮は源頼朝が平家を滅ぼし鎌倉幕府を開いた源氏の総氏神ですが、鎌倉幕府・源氏終焉の地でもあります。
三代将軍源実朝が公暁の逆恨みで暗殺されたのがこの石段（写真）と言われており、清児の地車の左平枡合に彫られている場面です。
少し足を伸ばして、頼朝の墓にもお参りしてきました。
それにしても、この辺りは源氏一色ですな。
大河ドラマの清盛ブームも鎌倉ではどこへやら、です。

これで全てのスケジュールを終了し、予定時間を１時間以上超過して帰路に着きました。
ところがこれまた道が混んでること混んでること、東名高速厚木ＩＣまで２時間近くを要しました。
この日の走行距離は約６００km、３日間で１，５００kmの旅を終え、帰宅できたのは夜の11時前。
疲れた～。無事に帰宅できてやれやれです。
駆け足でしたが、日光と鎌倉を堪能し、満足の二泊三日でした。

 

 

第１９回「泉州国際市民チャリティーマラソン２０１２」と「走り坊さん」

今年も今日、２月の第３日曜日は、恒例「泉州マラソン」の日です。
私はというと、相変わらず夫婦で沿道警備のボランティア。
（ちなみに真ん中の娘は六甲山で障がい児と雪遊びのボランティアに・・・。）
朝の冷え込みは厳しかったですが、風もなくランナーには程よいマラソン日和だったことでしょう。

東京マラソンや大坂マラソンに代表される最近の市民マラソンブームといいますか、ランニングブームですが、今から１００年ほど前に京都で活躍した清児出身の驚異のランナー「走り坊さん」をご存知でしょうか。
解説すると長くなるので、詳しくはこちらのサイトを。

大蓮寺http://www.anzan-no-tera.jp/hashiribo/index.html

清児こども会http://www.rinku.zaq.ne.jp/bkasc607/omosechi/hashiri/hashiri.htm

ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B0%E3%82%8A%E5%9D%8A%E4%B8%BB

「走り坊さん」のお寺「大蓮寺」のご住職は現役ランナーでもあり、「走り坊さん」にあやかった「大蓮寺」の「脚腰健常の御守」は一部の市民ランナーに人気なんだそうです。
今日の泉州マラソンの参加者４，０００人の中には、「走り坊さん」の御守を身に付けたランナーもいらっしゃったかも知れません。

私自身、とてもマラソンはよう走りませんが、できるだけ歩いたりジョギングしたり、身体の動くうちは健康維持に努めたいと思います。